ようこそ!
さて今回ボケなすがご紹介する作品は~、
「1917 命をかけた伝令」です!
公開当時の宣伝は、「全編ワンカット撮影」でしたね!
でも実は、1発で全部撮影したんじゃなくワンカットに見えるように編集しているんです!
これから深掘りしていくので、良ければどうぞ最後までお付き合いください~
この記事はこんな人にオススメ!
いぜん某テーマパークのキャストとして、
映画業界で働いていた経験を活かして少し独自の偏見も入りますが、
映画関連の情報を変わった切り口で紹介するのと、
まだ観たことないあなたでも「観たくなった!!」と思ってもらえるような事を発信していきます!
1917 命をかけた伝令について
(C)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
日本では2020年に公開され、第一次世界大戦に参加した若き2人の兵士の1日を描いた作品になっています。
全編ワンカット撮影と宣伝もしていたので話題になっていましたが、実際にはいくつかのシーンを撮影した後にワンカットに見えるように編集されているんですね~
しかし、映像もそうですがストーリーもいわゆる”戦争物”映画では無くなっているので、「もっと映画に没入したい!」といった人にはおススメ作品!
(派手な戦闘シーンも少なく刺激が強い場面も他の戦争物と比べると少ないのもポイント!)
1917 命をかけた伝令のあらすじ
(C)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
1917年4月6日、第一次世界大戦の真っただ中にあったヨーロッパ。まだ若いイギリス兵のブレイクとスコフィールドがエリンモア将軍に呼び出された所から物語は始まります。
本来は西部戦線にいるはずのドイツ軍の姿がなく、撤退していました。
しかしドイツ軍の撤退は、計画を伴う戦略的撤退でイギリス軍を迎え撃つ罠だと知る、
そんな罠とも知らずイギリス軍第2大隊約1600名の兵士が明日の朝に突撃を仕掛けようとしていた。
このまま突撃すれば、大虐殺が起きてしまうのでその攻撃作戦の中止を伝えなければなりません。
ところが、
電話線も敵によって全てが切られているため直接現地に行って作戦中止の伝令を伝えなければならない。
そこで、ブレイクとスコフィールドが危険な敵地を通り抜け現地の第2大隊に情報を伝える任務を命じられる。
作戦の時間が迫る中で、2人はドイツ軍が潜む戦場を進むのであった。
1917 命をかけた伝令のキャスト
今作はイギリス軍を描いているので、出演する俳優さんはイギリスかイングランド出身が多いんですよ!
1917 命をかけた伝令のちょいとトリビア
(C)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

普通は台本に俳優が合わせるのにこの映画は逆なんだね!
1917 命をかけた伝令の見どころとうーんな所
(C)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
1917の見どころその1 やっぱり凄い撮影方法
宣伝文句は、「全編ワンカット」ですが実際はいくつか撮影した長回しのカットを自然に繋ぎ合わせてるんですが、
それでもオープニングの塹壕のシーンから無人地帯までの場面はワンカットにしか見えない!って
クオリティで没入感ハンパないです!
過去の戦争映画の中では1番かも。
また若い兵士だけにスポットを当てているので余計なシーンもなく密着ドキュメンタリーみたいな感じもありますし!
1917の見どころその2 たった1日の出来事
この作品の時間軸は、たったの1日という短い時間に起こった出来事だということなんです!
更にオープニングからのめり込める緊張感と責任感の重さも体験できる映画!!
心身ともに傷つきながらも、100人近い仲間の為に戦場を走る孤独な兵士の物語を2時間ちょいによく凝縮できたなと感心しましたw
1917の見どころその3 チョイ役でも豪華な俳優陣
基本的にこの映画は、兵士2人を視点に描かれていますが同じイギリス軍の兵士には主役級ばかりの俳優さんが多い!しかも1度のシーンであとは出てこないパターンがほどんど(常に移動する作品のため)
コリン・ファースやベネディクト・カンバーバッチ、マーク・ストロングなど短い時間の出演なんで、贅沢な使い方やなぁ~と思ってしまいました!
なので是非見逃さないように!!
1917のう~んな所
途中、敵地で女性と赤ちゃんが登場するシーンがあるんですが、
主人公のスコフィールドを介抱して会話する場面があって戦争中なので仕方ないとは思うのですが、任務を果たすために置き去りにして去っていきます。
その後彼女たちがどうなったかも分からず、ただ作品の箸休めシーンになっていました。私の予想では2人の人生はその後短いんじゃないかな~っと思ってしまいますよね・・
これは「戦争とは、戦いに駆り出される兵士はもちろんですがありとあらゆる人に悪い影響を及ぼしている」と伝えているシーンでもあるんですが。
1917 命をかけた伝令 最後に
いかがでしたか?
ワンカットに見えるように撮影されているので、観ている私たちも最初から3人目の兵士として作品に没入してしまうでしょう!
フィクションとはいえ、おそらくですがこういった任務も過去の戦争にはいくつもあったんでしょうねぇ・・・
人知れず仲間を護るために、命をかけて戦場を走るのは並みの精神力じゃないですし。
改めて、戦争の愚かさと残酷さが描かれた作品でした。
クライマックスの戦場を疾走するシーンは、胸が熱くなりますよ!
では!
この記事を見て、少しでも参考になれば嬉しいです!
PS
「ゲーム・オブ・スローンズ」のロブが出演していたと知っていましたが、全くロブの面影がなかった・・・やっぱり役作りって凄いですねw
コメント