はい!ようこそ!!
さてさて今回ボケなすがご紹介する作品は~
「女王陛下の007」です!
大人気シリーズですが、何と今作は2代目新ボンドの登場!ということで大きな注目作になっていてショーンコネリーは出演していないんです。
「え~コネリーボンドじゃないんかよ~」って思ったあなた!
この記事では、詳しく深掘りしているのできっと興味が出てきますよ!!
この記事はこんな人にオススメ!
いぜん某テーマパークのキャストとして、映画業界で働いていた経験を活かして少し独自の偏見も入りますが、
映画関連の情報を変わった切り口で紹介するのと、
まだ観たことないあなたでも「観たくなった!!」と思ってもらえるような事を発信していきます!
女王陛下の007について
1969年に公開され、007シリーズの第6作目として制作されました。
注目すべきポイントはなんといっても、新たな2代目ボンドとして
大抜擢されたジョージ・レーゼンビーでしょう!!
そしてこの、
「女王陛下の007」というタイトルですが実は、
今作に女王陛下は登場しませんw!
これまでの作品は、ストーリーに沿ったタイトルばっかりでしたが、今回は違う意味が込められているんです!(セリフでは登場します)
また、イアン・フレミングの小説でも「On Her Majesty’s Secret Service」となっていますが、
単純に直訳すると「英国秘密情報部」や「女王陛下の諜報部員」とザ・スパイ!みたいな言い方になるわけです。

だから女王陛下の007ってタイトルなんやね!
もともと英国は※国家元首で現在でいう所のエリザベス女王の事を指しています。
なので、「女王陛下の~」と直訳されたわけですね!
※国家元首とは・・・海外の国に対して、その国の代表するリーダーの事
ようは、「お前みたいな女王のスパイが!!」みたいな感じです。
女王陛下の007あらすじ
前作「007は二度死ぬ」の続編となっていて、
悪の組織スペクターのボスであるブロフェルドを捕らえる為に、作戦に参加していたボンドはポルトガルの海岸にてトレーシーに出会います。
そして、男勝りな行動を繰り返していたトレーシーに惹かれたボンドでしたが実は彼女は、犯罪組織ユニオン・コルスのボスであるドラコの一人娘でした。
その後、MI6からブロフェルド捜索の作戦から外されてしまいますが、ドラコからブロフェルドに関する情報を掴んでアルプスに潜伏していることを知ります。
そこで殺人ウィルスを世界にばら撒く計画を知ったボンドは、ブロフェルドと再び戦うことになるのです。
また、次第にお互いの距離が縮まっていくボンドとトレーシーでしたが、最後に待ち受ける運命とは?
女王陛下の007キャスト
コネリーの後任は、よくロジャー・ムーアと言われることが多いですが実は、
ジョージ・レーゼンビーが2代目ボンドとして出演しています。
しかも、彼は英国出身ではなくオーストラリア出身なのでこれも驚きですね!
女王陛下の007見どころとう~んな所
見どころその1 最初で最後の2代目ボンド!
コネリー作品と言われていた「007」シリーズですが、今作はショーン・コネリーは出演せず
ジョージ・レーゼンビーが新ボンドとして大抜擢されました!
これまで、5作品のインパクトが大きいので最初は戸惑う所はあると思いますが、
しかし、今までのボンド像にインスパイアされていて立ち振る舞いや戦闘もしっかりとコネリーボンドを尊重しつつ演じていたのはポイントが高かったです!
でも、作中の途中でフリルシャツを着ているシーンがあるのですがあれ(胸元のフリフリシャツ)は似合ってないw
見どころその2 シリーズ初のバッドエンド作!
詳しい内容は避けますが、今作はシリーズの中で初めてバッドエンドの終わり方をしてます。
最後も激戦を終えたボンドでしたが、その後はまさかの展開にびっくりしちゃいましたしwでも良い終わり方ではないからこそ、この先の続編が気になってしまうのも事実ですよね!
う~んな所 続編じゃないの?
前作は「007は二度死ぬ」で、日本でボンドと激戦を繰り広げたはずのスペクターの首領ブロフェルドなんですが今作の敵としても登場していて、
二人は顔見知りのはずなんですが全く面識がないような映写が多く完全に設定がリセットされているので、
私も最初は、俳優さんが変わっているのもあって「ん?」「え?ブロフェルド??前作で戦ってたやん?」ってキョトン状態でした。
全く新しい時間軸での作品なら、それも許されますが過去作品の映像も流れていることからももう少し設定を引き継いで欲しかったです!
う~んな所 ボンドにしては・・・
007は殺しのライセンスを持っていて、「Dr No」でもホテルにチェックインした時には念入りに敵を警戒して対策を取っていましたが、
今回はあっさりとトレーシーに部屋に侵入されたあげくに、伝家の宝刀であるワルサーを没収される失態をさらしちゃいました。
基本的に先読みして行動していて裏をかかれることは少ないボンドなので、シリーズを通して観ている人は、多少のポンコツ感が出てくると思います。
女王陛下の007のちょいとトリビア
- 「Dr No」のハニーライダーのナイフ
- 「ロシアより愛をこめて」の敵グラントのワイヤーが仕込まれている時計
- 「サンダーボール作戦」の小型ボンベ
個人的にはあと「ゴールドフィンガー」オッド・ジョブの山高帽もあったら嬉しかったですw
女王陛下の007最後に
シリーズ6作目で2代目ボンドの登場は、最初は違和感あるかもしれませんが映画デビューのジョージ・レーゼンビーはしっかり最後までジェームズ・ボンドとして戦ってました!
そして、唯一のバッドエンド作品なのもいつもと違った雰囲気の007の感じがするので、観ていてかなり新鮮でした。
でも、結局コネリーボンドには勝てないのも納得した作品でもあったのかな・・・
過去作品の品物も登場するのはこれまで見てきたファンにとっても嬉しいですしw
では!
この記事を見て、ほんの少しでも参考になれば嬉しいです!
PS
今回は、ボンドにしてはラブシーンが無かったようなwコネリーさんがやり手だったのか・・・
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